理科傾向

大問7題あるうち、物理・化学領域から4題、生物・地学領域から3題が出題されています。
第1分野からは「気体と水溶液」「化学変化と原子・分子」などの各重要単元が例年出される傾向があります。
第2分野からは年度ともにバランスよく出題されていますが、順番からいくと今年は「地球の動きと天体の動き」「天気とその変化」「植物の生活と種類」あたりが要注意となるでしょう。
最近は記述力・表現力を問う問題の数は減ってきているものの、観察・実験を通して記述させる問題は出題されるので、対策を怠らないようにしましょう。

対策

図を含めた記述問題が全体の5割程度を占めているのが特徴となっています。
自分なりの「理科ノート」を作成する事が、効果的な勉強法と言えるでしょう。
教科書の中に出てくる観察や実験について、その目的、器具の使い方も含めた手順と方法、観察結果と実験結果の整理考察などのそれぞれについて丹念にノートに書いていき、理解と復習に役立てましょう。
また受験が近づいてきたら、記述式の問題を多く含む問題集を解くようにすると良いです。
このときも自分で作ったノートで確認するようにすると、わからなかった箇所を効率よく解く事が出来ます。